突然ですが、皆さんは子宮が痛むことありませんか?私は今でこそ治まりましたが、若い頃はよく排卵日と月経時に痛みに襲われていました。特に、排卵前後がきつかったですね。その痛みが排卵によるものと気づくまでは、
「あれ?もう生理がくるの?」
と思ってしまうほど、子宮がシクシクと痛くて…。
あまりの痛さに産婦人科を受診したこともあります。先生からは、
「あまりに症状がひどければピルを飲んで様子をみてもいいよ」
と言われましたが、飲むのが怖くて断りました。診察時に子宮もチェックしてもらいましたが、特に気になる疾患もなく一応一安心。
ただ、先生がおっしゃるには、子宮筋腫や子宮内膜症がある場合も痛みが生じるとのこと。それらの痛みは、生理痛や排卵痛と勘違いされやすく、病気に気づくのが遅くなるケースが多いそうです。
女性にとって最も大事な臓器だけに、若いうちから定期健診は欠かさないようにしたいですね。
子宮の痛みの原因となるものには以下のようなものが考えられます。
・子宮内膜症・・・子宮内膜が、子宮内でないところにできてしまう病気。月経時の下腹部痛が強い。
・子宮筋腫・・・20%から30%の成人女性が持つといわれている。子宮筋腫ができただけではそれほど痛みは強くないが、症状が進行してくるにつれ、痛みも強くなってくる。
・生理前症候群・・・イライラ・眠気・便秘などといった症状と共に、下腹部痛の痛みも伴うことがある。
・卵巣嚢腫・・・子宮筋腫と並んで多い病気で、ほとんどが良性。腹部膨満感や下腹部痛がある。
など
産婦人科へ受診するのをためらう女性も多いですが、いつもの生理痛と違った痛みがあったり、違和感を覚えるようなことがあったときには、すぐにかかりつけのお医者さんに相談するようにしましょう。早期発見、早期治療が大切ですよ!
ストレスや冷えが原因で子宮が痛むこともあるそう。ほんと、デリケートな臓器ですよね。そんな臓器を少しでもいたわってあげるために、こんなケアを実践してみてはいかがですか?
★子宮のためにできること★
・おなか周りを温める
子宮にとって冷えは大敵!腹巻をすると温かいですよ♪
・食事に気をつける
魚やナッツ類は子宮にやさしい栄養素が豊富!積極的にとっていきましょう。ビタミンB6を多く含む食材もおすすめです。
・運動をする
特に、下半身を鍛えられる運動をすると、生理痛の改善につながります。ストレス解消にもなりますよ。
日常生活の中で実践しやすいことをいくつかあげてみました。生理痛や排卵痛など子宮の痛みに悩まされている方は、ぜひ生活に取り入れてみてくださいね。
女性の育児と健康 女性って育児によって体質がかわったり、育児で悩んだり、仕事と育児の両立で苦しんだり、心の健康も体の健康も、育児と大きくかかわっていくんですよね。ここでは、育児と健康について女性ならではの悩みを見ていこうと思います。