女性のうつ治療「治療に入る前の準備と精神病への理解について」

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うつの治療

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原因から離れる

もし「うつ」になってしまった場合、まず最初にするべきことは、うつを引き起こしてしまった原因を取り除くこと。例えば仕事が引き金となってしまっているような場合は、業務時間を削減するとか、しばらく休暇をもらうなどして精神的負担を減らすようにしましょう。
「うつが原因で休みをもらうなんてことできない」と思われている方が中にはいらっしゃるかもしれませんね。でも、だからといってそのままにしておくわけにはいきません。うつは放っておいて治る病気ではないのですから。もし、どうしても上司への相談が難しい場合は、思い切って入院を考えてみるのもいいでしょう。
うつは、言うなれば心が風邪を引いた状態です。風邪をこじらせたとき、みなさんはどうされますか?おそらく、仕事をお休みして病院に行き、そのあとは安静に過ごしますよね?心が弱っているときだって同じこと。まずはゆっくり休める環境を作って、そして治療に専念していきましょう。

許す重要性

どうしてうつになってしまったのでしょうか?
あなたを取り巻く環境のせい?
大嫌いなあの人のせい?
それとも、自分のせい?
答えはどれも違います。「どれも違う」というのは少しばかり語弊があるかもしれませんが、うつは脳における神経伝達物質の働きが鈍くなっておこる病気です。その病気のきっかけとして環境の悪さや対人関係のトラブルが関係していることは考えられますが、それらがあるからうつ病に直結したと断言することはできません。
そしてもちろん、病気に苦しんでいるあなたのせいでもありません。
そう、うつは誰のせいでもないのです。もし、あなたがうつになってしまったときは、
「ちょっと頑張りすぎて脳が疲れてしまったのね」
と思えば気持ちも楽になるでしょう。
と偉そうに言ってますが、私もそう思うことでうつを克服することができました。
うつになった自分を責めず、周りの人や環境も責めずにいれば、治療し社会復帰のめどが立ったときも気負わずに済みますよ。

薬が悪いことだと思わない

実際に治療が始まると、症状に合った薬を処方されるようになります。いわゆる「抗うつ剤」ですね。気分の落ち込みやイライラを改善してくれる効果があるので、飲めば精神的にかなり楽になれます。
ですが、人によっては、薬を飲みたがらないケースも。
「薬なんかに頼ってはいけない」
という意識がどうしても働いてしまうのでしょうね。特に精神病への理解が低い時代を生きてこられた40代以降の女性に多いです。
体調が悪いとき、薬にお世話になるのはごくごく自然のこと。医師の指示どおりに、服用するようにしましょうね。

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